ARTIST : PHAROAH SANDERS
TITLE : TAUHID
LABEL : AUDIO CLARITY
FORMAT : LP
当時26歳だったファラオがインパルスからはじめてリリースしたリーダー作。ギターには、初レコーディングの若きソニー・シャーロック、と明らかに尖った表現を狙ったであろうFree and Spiritual Jazz アルバム。混沌とした無調和のフリーキーなフリーインプロビゼーション。激しいです。。ですが、その合間にファラオが得意とする’耳に残る美しいメロディ’を挟むことによって絶妙な調和をはかるファラオ節とも言える表現がすでにここにある。まさに、ファラオに向かう大航海の始まりがこのアルバムなのではないでしょうか?’楽器はなんでもいい、ファラオがいればそれでいいのさ’とコルトレーンを言わしめた才能高きミュージシャンの若き日の大作です。RIP
『Uppper Egypt&Lower Eghypt』
アフリカ回帰を意識した曲、ポコポコと鳴るパーカッションがプリミティブなリズムを奏でていて土着的な表現。幻想的なピアノが曲を盛り上げ、サックスとギターのフリーインプロが圧巻だなあ、、個人的な意見ですが、テーマのメロディに、かの名曲’You’ve got to have freedom’に通ずる伏線を感じます。spiriual Jazzの原型のような1曲。
『Aum / Venus / Capricorn Rising』
スリリングなドラムから始まり、シャーロックとファラオのフリーインプロが思いっきり!パンクな1曲!テーマの美しいメロディを吹いている、太い、ストレートなファラオのブロウが最高ですねえ。。渋いベースソロを挟んだ終盤の演奏が宇宙への旅立ちを感じます。曲の終わり方が綺麗だあ。。(MITSUCO DELIGHT)
A Upper Egypt & Lower Egypt
B1 Japan
B2 Aum / Venus / Capricorn Rising