ARTIST : PHAROAH SANDERS
TITLE : LIVE AT THE EAST
LABEL : CHUSH
FORMAT : LP
1972年のファラオの初ライブアルバム!メンバーにはセシル・マクビー、スタンリー・クラーク、ノーマン・コナーズ、カルロス・ガーネット、ハンニバル、ジョー・ボナーと最高!なファラオ一派を引き連れてのインナートリップに誘うスピリチュアルな演奏は、儀式的とも言える。「Karma」(1969年), 「Black Unity」(1972年)を発表し、自己のスタイルを確立した頃なんだろうなあ。。そして若い煌めきを放った演奏が、居ても立っても居られない気持ちにさせられる。演奏が進むに連れて熱を帯び、観客のボルテージも上がってくる感じが収められていて、私もこのライブ観たいよ!!笑
特におすすめは、'Healing song'
21分に渡る癒しの旅のようなこの曲は、ゆったりしたファラオのブロウで奏でられる美しいメロディに乗って始まります。終始たおやかなジョーボナーのピアノ、セシル・マクビーとスタンリー・クラークの溶け合うようなベースが独特の世界観を作ってますねー。フリーインプロのパートが時に激しく、呪術的で、また時折入る声が精神世界を深める感じ。曲の最後、鐘を鳴らして静かに終えるファラオマナーも体験できますよー。オリジナルはすでに高額盤です。高音質リイシューで是非!(MITSUCO DELIGHT)
A Healing Song
B1 Memories Of J. W. Coltrane
B2 Lumkili