ARTIST : BRÖSELMASCHINE
TITLE : BRÖSELMASCHINE
LABEL : PILZ
FORMAT : LP
ヒッピー・コミューンで共に暮らしていた2人のギターリストPeter BurschとWilli Kissmerが中心となり60年代後半に結成されたドイツ/デュースブルク出身のバンドBRÖSELMASCHINEによる1stアルバム。71年リリース。楽器の構成は、ギター、フルート、ベース、メロトロン、シタール、タブラ。サイケデリックと牧歌的な要素が良いバランスの聴きやすくメロウなアシッドフォーク・アルバムです。
私が特に好きなのはこの2曲です。
Gedanken
1曲目はギターのアルペジオで始まり、男女の柔らかいボーカルが印象的。トリプルギターの厚みのあるストロークと哀愁を感じるメロディでノスタルジックです。アルバムの導入にぴったりな曲ですね。ちょっと歌詞を訳してみました。
『空を見上げて、頭のない土地で頭が飛んでいる愚か者が木にぶら下がっています。愛は凍てついた熱が流れる濁った川のようだ。しかし、緑の野原は太陽の下で出入りします。』ちょっとビート文学みたいですよね。こんな生活をほんとに送っていたんでしょうねえ。。
Schmetterling
B1の曲です。シタールやタブラなどインド的なアプローチでトランシーなグルーヴを綴るサイケフォーク。女性のポエットリーディングが曲のメッセージを放ち、シタールとギターのストロークがトランシーに響き渡ります。タブラとフルートのフォーキーなパートからのギターソロが疾走し、祭りの頂点に向かい、ベース、パーカッションの乱舞、メロトロンのノスタルジックさも相俟って、息をつかせぬ 9分30秒ですよ〜!これ必聴です!!(MITSUCO DELIGHT)
A1 Gedanken

A2 Lassie
A3 Gitarrenstuck
A4 The Old Man's Song
B1 Schmetterling

B2 Nossa Bova