A NOISE, A SOUND
ROBERTO MUSCIとGIOVANNI VENOSTAがタッグを組んで1992年にリリースした3枚目のアルバムがイタリアのレーベル『SOAVE』からリイシュー。本作では、シンセサイザーやサンプラー等による電子音に加えて、ギターやベース、チェロ、ヴァイオリン、クラリネット、サックス、ハーモニカ等の西洋由来の楽器とカリンバ、ハーモニウム、パーカッション、スティールパン等の民族楽器も使われていて、フィールドレコーディング~アコースティックなサウンドやノイズ音など様々な音が交差するアバンギャルドなエレクトロニクス/ミニマル作品。アジア、アフリカ、中東、南アメリカなどの民族楽器や日本のお経まで取り入れたミクスチャー具合が強烈な個性を醸し出してます。その中でもバレアリック的な要素も感じられる「A Tale For C」と民族打楽器のループとヴォイスサンプルがドープな雰囲気の「When A Dolphin Saves A Baby」が特にお薦めです。(Jun Kitamura)